神がいて、天使がいて 悪魔がいて、魔物がいて
今ではもう 「おとぎばなし」とされる話
ありえないことだからと その事を否定した人々 それはごく自然なことで 責められるべきことではなく
けれど本当になかったことだとは 誰も言い切れないだろう? そう、これは 誰も信じることのできない、本当にあった神話
そう、これは 天使と悪魔の戦いが終わる少し前 天に住む4人の天使と 地深くに住む2人の悪魔と 地上に暮らす1人の人間が 全てを終わらせるために戦ったその軌跡―――
輝く空の下へ〜光と闇のレクイエム〜
1.迷い込んだ悪魔 2.森の奥に光が降りた日 3.銀の瞳の逃亡者 4.居候と問題児
5.再会――姉弟、そして―― 6.黒い翼の天使 7.3人目の神託者(前編) 8.3人目の神託者(後編)
9.それぞれの決意 10.決戦は明日 11.激突! 12.全ての翼が消える時 13.空の下、道を歩く